コンテンツへスキップ
火星にゆれる水声


01. ジェリーフィッシュ

ゆらゆらゆれてる
さかさのせかいで
ゆらゆらゆれてる
ばらのはなびらにのって

02. 火星のタルト

モンシロチョウたちが飛んでく
隕石追い越し
砂漠の頂上には ほら
バニラの花が咲いたよ

ここらの土は 甘くないから
焼き色つけて 果実を乗せて
召し上がってみませんか

(羽は灰色だった?)
(花は何色だった?)

煌煌色のタルト

03. 白亜

(Instrumental)

04. ロゼッタ

ぎらぎらと どきどき
くらくらと くるくる
掛けて 足して 割ってわたしが生まれた

からからの体に水を頂戴もっと
きらきらでお空を楽しくさせて

くらくら くらり

渇いた心の隙に 強烈な無音の光
夜が星を追っかけた!
鼓動も 信号も 雨も 観覧車も止めれないなら
恋の行方を叫ぶわ ああ!

灼熱の星が沈んで
青ざめた月が昇った

錆びれた心の溝に 強烈な無音の光
夜が銀河へと変わる!

体温と 声と 水と
心臓と 優しさと 嘘
どきどき くらくら ぎらり

渇いた心の隙に 強烈な無音の光
夜が星を追っかけた!
鼓動も 信号も 雨も 観覧車も止めれないなら
恋の行方を叫ぶわ ああ!

05. 彗星

どこで生まれてどこへいくのか
確かな居場所も知らないまま
磁力のような何かに引かれ
ゆらゆらゆらゆら揺られている

まんまる月もアンドロメダも
どこかの彼方で光っているな
トゲトゲ付の花束だけが
近くて痛くてもどかしい

ばらばらばらら!すり減らして
ばらばらばらら!すり減らして
たまむし色のお星様 さながら花火のようだった!

息を切らして加速して 息を切らして加速して
きらきら色の星くずは ぱらぱら石くずになった!

どこまでゆけば辿り着くのか
彼方の景色を追いかけている
空には線で結ばれた石
遠くてぼやけてもどかしい

めらめらめらら!燃えあがって
めらめらめらら!燃えあがって
トゲトゲ付の花束は さながら花火のようだった!

息を切らして加速して 息を切らして加速して
輝く空の下 人は何かと結ばれていたい!

僕の胸の奥をドクドクさせて止まないグロスの尾
煌煌たる灯火の心備えて漸進する

真冬の星座も 雪も白金も
氷も神話も 蒸発する

僕の胸の内をジリジリ掻き分けてゆくパールの尾
紅紅たるオールトの雲にまぎれて変身する

僕の胸の奥をドクドクさせて止まないグロスの尾
煌煌たる灯火の光輝くその一秒

ばらばらばらら!すり減らして
ばらばらばらら!すり減らして
たまむし色のお星様 さながら花火のようだった!

息を切らして加速して 息を切らして加速して
きらきら色の星くずは ぱらぱら石くずになった!

06. マーメイド

火山が噴火して 絵の具があふれて
青は海になって 赤はハートになって
ちっぽけな世界は ネジを巻いたら
ぐらぐら動き出した!

絵本を閉じて 街を飛び出す
何か起こるかもしれない?

惑、惑星が飛び出す 心はうきうき浮かぶ
少年はきっと海を目指してる
ぐらぐら揺れる気持ちは どうすることもできずに
ただただ魅了されている!

金、木星の甘い色
遠い景色を染めてく

惑、惑星が飛び出す 心は浮き浮き沈む
おとぎ話の続きを教えて
君はまだそこにいるの? 黒い海で泣いてるの?
本当の顔が見たくて

最後のページを閉じたら たたたた街を飛び出す
何も起こらないことは知ってる
何かを追いかけている 何故だか追いかけている
ただただ魅了されている!

07. AQUA

たゆたう 舟と 音を
クジラの背にのせて

波のまにまに うたう
不確かに 環に伝う

高く高く 続いてく
枝葉は月を探してく
波間に落ちた実りは
手をひかれた 子どものように

甘い想いの 記憶を
深く深く辿ってゆく
氷になった吐息は
燃える星を 見上げました

涙になった想いは
泡とともに昇ってゆく
枯れ葉が水を揺らして
虹のように 架かりました

泳ぎを終えた鼓動は
やがて雨に変わってゆく
水面に ぽたり 響いた
それを 君 と名付けました

08. 展望台の少女

この声は 届くかな
破れそうな泡のようだ
かすかな白い息
空を待ってる

展望台から見た この世界は
なんて暗くて輝いてるのだろう
消失点に沈む この世界の
果てのどこへ行こう

ゆらゆら ゆれてる
さかさの せかいで
ゆらゆら ゆれてる
ばらの はなびらにのって

ほらまたひとつ きえて
ほらまたひとつ うまれ
ほらまたひとつ きえて
ほら、また、

展望台から見た この世界は
なんて綺麗な眺めなんでしょう
消失点に続く この世界の
果てのどこまで行こう

09. ロゼッタ -krkr mix- arranged by wowaka

ぎらぎらと どきどき
くらくらと くるくる
掛けて 足して 割ってわたしが生まれた

からからの体に水を頂戴もっと
きらきらでお空を楽しくさせて

くらくら くらり

渇いた心の隙に 強烈な無音の光
夜が星を追っかけた!
鼓動も 信号も 雨も 観覧車も止めれないなら
恋の行方を叫ぶわ ああ!

灼熱の星が沈んで
青ざめた月が昇った

錆びれた心の溝に 強烈な無音の光
夜が銀河へと変わる!

体温と 声と 水と
心臓と 優しさと 嘘
どきどき くらくら ぎらり

渇いた心の隙に 強烈な無音の光
夜が星を追っかけた!
鼓動も 信号も 雨も 観覧車も止めれないなら
恋の行方を叫ぶわ ああ!