アフタヌーン・グラビティー





あなたは無重力 ふわり
わたしは無力なの?
世界は観覧車みたい
明日はどんな色?
ぴかぴか琥珀色 きれい
月に隠されるの 不思議ね
きっと素敵 それは素敵な
“コミュニケーション”
お返事待ってるわ
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宇宙服 脱ぎ捨てた パスポート 捨て去った
火星のグラウンド 明かりが灯った
あなたは異星人 星屑もぎとって
カーブで投げつけた 私は打ち返す
東京の夜に落ちた
ぎらぎらのお星様 まだ眠らせないでよ
醒めないよ 苦めの恋にミルクをくるくる混ぜたら!
渋谷の真ん中に 流星のクレーター
心にぽっかりと空いた穴埋めてよ
飲めないコーヒーを全部飲み干したら
黒幕の白クマと 街へ駆け出すよ
ふいに小鳥がつまんだ
宇宙がびりびり破れて零れた
隕石の欠片の中にある恋の味は 甘くはない?
ビターのチョコにほろほろ溶けてく私
ぎらぎらのお星様 まだ眠たくないから
明けない夜 苦めの恋にミルクをくるくる混ぜたら!
ふんわり起きた革命
世界を甘く征服スル
5-5 いえい 5-5
退屈しのぎバカンス
泡立つ気持ち=確変
フォークで仕留めた誘惑は
大さじ5杯のクリティカル
スペースキーが壊れるくらいの盛り上がり
57-50-1の味がぼくをまだ大人にさせない
ひらり ひらりなびくフリル 似合うぜ
どうしてこんなにココロおどる?
きっと頭まわってない 今夜舞うドール
たたたたた たたたたまご
ぼくはまだ ただのたまご
ショトウ教育は大切で 世界の法則を変える
銀河の果てまで届けるための おまじない
57-50-1の味でぼくはまだ大人になれない
ひらり ひらりなびくフリル似合ってる?
こんな甘い日常だけが続くなんて思わないけど
今日も舞うドール
たたたたた たたたたまご
ぼくはまだ ただのたまごだ
こころが羽化した片手で摘んだ
傷つけないように見つからないように
あまい花ゆれる朝に
蛹から目覚める羽音
あなたにはいつか見せる
雨音が脈打っておちてく夜に
こみあげた言葉を真綿で包むように
両手には伝う鼓動 ふわり浮かせば
たしかな温度の 指に触れる時に
夜が夢に出会うように 深く溶けてく
あいまいな想いは朝には消える
結構 案外伝わらないものね?
ohoh 喉を鳴らして
こんなにこんなに尽くしているけれど
もう充電がない
片道通信40分 言葉と心のタイムラグ
銀河の返事がお茶の間に届くのはまだ?
強烈なロケットパンチ 右中間を抜けたシャトル
まだドキドキさせてほしい?
外れたボールに手は出さないでね
鋭い言葉は鉄の味、だ!
結構 案外 気付かれないものね?
oh oh 声をひそめて
難解問題 因数分解で
もう糖分もない
(ないないないないない 無い物おねだりで)
(無重力の綱渡りをしている)
片道通信40分 言葉と心のタイミング
銀河の合図がお茶の間に届くのを待っている!
強烈にクリーンヒット リングには星がキラキラ
もっとクラクラさせてほしい?
フォーティーラブからゲームセットよ
強烈なロケットパンチ 右中間を抜けたシャトル
まだドキドキさせてくれる?
外れたボールに手は出さないでね
鋭い言葉は鉄の味、だだだ!あ
最新作のミュール履いて 優越感を装填して
運命線に逆らって 背伸びもしたけど
牧場育ち田舎っ娘 180でスイッチガール
さよならラテアート ぐるりと切り裂いた
正しくないのに 間違いじゃない
甘くもない苦くもない 教えてよリアリスト
気にしてないのに気付いてしまう
伝えてよ可視光線 気休めならノンノンノノン
絶対的で完璧な感情的なスーパースター
そろそろ世界が辿る運命賭けてじゃんけんぽん
十年に一度の逸材 一寸先は炎天下
キャンディーが溶ける前に さぁ
キラリキラリと輝いていたい!
最初はGood 途中でNo
泥沼ゾーン 思考はショート
食べたくないのに 残したくない
病み上がり舞い上がり 助けてよモラリスト
優しくないのに溺れてしまう
きみは誰 触らないで 眠くなれラリラリホー
絶対的で反則で圧倒的なスーパースター
それじゃあ世界を変える人生賭けてじゃんけんぽん
どちらに転んだとしても一寸先は氷点下
キャンドルが燃えるように さぁ
キラリキラリと輝いていたい!
最初はグー、目指せスーパースター!
ことばはプリズム
いびつなリズム
こころはプリズム
ながれるリズム
ふたりの プリズム
かなさるリズム
まじわるプリズム
しらないリズム
ずれゆくプリズム
ふたりのリズム
帰り道を
けん
けん ぱ
けん けん ぱ
重力の中を
けん
けん ぱ
けん けん ぱ
心の奥底を
けん
けん ぱ
けん けん ぱ
言葉を探しては怯えてた
109がロケット乗り場
宇宙食は300円まで
知らない土地のキノコを食べた
うさぎが巨大化して困ったな
それは遠くの星のどっかの国のちっさな森の奥
秘密の入り口ひとつ 鍵穴に落ちる
黒い海がガムシロップになった
サソリの針も綿あめに変わる
まだ君を大人にさせない
ワンダーランドを探そうか
太陽が沈む度に伸びてゆく影は高く
うさぎを見下ろせば
広い宇宙でラズベリーみたいな
甘い香りと酸味が混ざる
もっと君をどきどきさせたい
オーバーランの速度で!
黒い海がガムシロップになった
時計の針も綿あめに戻る
まだ君を大人にさせない
ワンダーランドを探そうか
あなたの姿と重なって
光もやがては変化する
黒い影に見えなくなっても
言えない気持ちも言葉にすると
きっと素敵、それは素敵。
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